クリニック案内

アクセス

  • 電車
    JR水沢駅から徒歩10分

  • バス
    大町停留所から徒歩5分

医院名
医療法人社団 桜井医院
院長
岩崎 雅
住所
〒023-0054
岩手県奥州市水沢字吉小路3番地
診療科目
皮膚科・漢方内科・内科
  • 当院では漢方診療も取り入れて診療を行っております。
    皮膚にみられた症状をあらゆる角度から検討し、その人にあった治療法を選択していきます。その一環として、体質的な面に着目して治療していく一つの方法が漢方療法です。
電話番号
0197-23-7151
メールアドレス
hifuka@sakurai-clinic.or.jp
連絡方法
※お電話でのお問い合わせは通常通り受け付けております。
※メールについて
仕事の都合上、返答するのに多少お時間がかかり、メールを下さった皆様に、大変ご迷惑をおかけしております。今後なるべく早く返答できますよう、改善していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

ご質問と対処法

ここでは、みなさんからのご質問・その対処法などを掲載しています。近頃、同じような症状等のメールが大変多くなっております。ここでの対処法などを参考にして頂ける様、お願い致します。また何か分からない点がありましたら、メール又はお電話でお知らせ下さい。

ご質問

シミの治療

去年の夏過ぎから目の下周りにシミができました。
美白効果のある化粧水等使用していますが改善されません。
治療方法はあるのでしょうか?

対処法

実際診断していないので、的確なアドバイスといかないかもしれませんが4つの方法があります。1)一般的には、まず日焼けを避けること。遮光クリームをまめにぬるようにします。ただし、まれに遮光クリームで「カブレ」をおこす人がいますので、その点に注意すること。2)ビタミンCの服用も継続されると大分違ってます。3)女性の方で、生理痛・生理不順などの生理に伴うトラブルがあったり、冷症状の強い人などに証(体質)に合わせた漢方治療をお勧めします。(当院で行っています。)4)ハイドロキノンという美白効果のある薬をぬることも効果的です。この4つの方法で改善できると思いますが、一度皮膚科医などに見てもらったほうが一番早く改善できると思います。

爪に関して

もう三年くらい前になりますが、左手親指の爪の付け根あたりにイボがありまして、ある皮膚科で治療を受けました。
その時に爪の付け根当たりに注射を打たれまして、イボの方はひいていったのですが、爪が剥げました。
新しく生えて来たのですが、爪の堅い(普通)の所と柔らかい所とが出来て、爪自体は伸びているのですが、筋が入って、がたがたのままで、爪が柔らかい為に親指を強く使う事ができません。
その皮膚科では、生えてくるだろうと言う事だったのですが、三年間変わらずです。一度全部爪を剥げばいいのかと思ったりしていますが、何か良い治療法はあるのでしょうか?

対処法

一般に爪の周りのイボは概に治り難いのですが、そういった治り難いイボに対して「ブレオマイシン」という一種の抗がん剤を注入することがときに行われます。それが爪の付け根あたりですと、爪を作るとこ(爪母)にダメージを与えてしまった可能性があります。
漢方的には、爪の障害は血虚となって血のめぐりの悪いための悪化として、血のめぐりを良くする薬をぬったり、飲んだりします。爪が生えてくるかどうか確証はありませんが、そういった治療をしてみるのもいいかもしれません。

爪の生え方

生まれて3ヶ月ごろからアトピーと診断され、膝の裏や腕のこうなどにかさぶたができていました。成人するとともに直りましたが、今でも皮膚は相変わらず弱いので化粧品や洗剤などに荒れます。
今回、ご相談がある内容は、爪の生え方です。
右手の2本(中指と小指)の爪が波を打つように生えてきます。へこんでいる部分は爪が削れたような感じで白っぽくなっています。もちろん手荒れもしています。
手荒れがひどい指でもあるわけですが、経過をみていると、ひどく荒れている時がくぼんでいるように思えます。
手の症状は何本もあかぎれ、指が一定の角度から曲げたり伸ばしたりできません。かゆみもあり、寝ている間にかいています。水泡のようなぶつぶつもあります。いったいこれはどういう病気なんでしょうか?爪の病気でしょうか?それとも内科系の病気でしょうか?今は、時期的にも乾燥ひどくイライラします。
回答&アドバイスお待ちしています。

対処法

爪は内科系病気でも変形してきます。しかし、お話から察しますと手荒れによるものと思われます。爪は爪母といって、爪の根之で作られます。その辺の皮膚が荒れていると爪もギザギザになって荒れてくるのです。
ですから、爪の周辺のケアを続けていけば良い爪ができてくると思います。是非まず手荒れ全体を治すようにしてみてください。ただし、ひどい手荒れになると市販のハンドクリームレベルでは治らないので、皮膚科専門医の受診をお勧めします。

しみについて

2、3年前(妊娠、出産後)からしみで悩んでいます。両頬(小鼻の横辺り)と右目の下に、地図状のしみが広がっています。だんだん大きく、濃くなってきています。外出時はしっかりUVケアをし、ビタミンCやコラーゲン、市販されているしみの薬も飲んでいますし、美白効果のある化粧品などもつかっています。それなのに、あまり・・・というか全く効き目がないんです。先日、皮膚科に行ってみたのですが、「UVケアをしっかりしてください」とだけ言われ、何の治療もなく、たったの30秒で診察が終わってしまいました。ビタミンCの飲み薬と軟膏が処方されました。今までもビタミンCは毎日飲んでいるのに・・。軟膏はスタデルムクリーム(1g中 イブプロフェンピコノール50mgを含有)、非ステロイド系消炎・鎮痛外用剤・・・。これってしみに効く薬なんでしょうか?教えてください。

対処法

しみはなかなか治りません。
特に妊娠中のものは、ホルモン環境の影響でより濃くなってしまいます。
ビタミンCも根気よく続けると大分違ってきます。
また、あまり気にし過ぎてあれやこれやと刺激を与えすぎると却ってしみを濃くしてしまう結果になっています。
因みに当院では、全身的(肉体的および精神的)な体調を整えて治り難い皮膚病にアプローチするという意味で和漢(日本漢法)治療も取り入れています。ハイドロキノン・クリームをぬることも効果的で当院で取り扱っています。

爪半月について

半年前から、ふと気づいたのですが両足の「爪半月」が全て無くなっています。以前はきれいな、白色で出ていたのですが・・・・両手はきれいに出ています。
爪半月は健康ならばきれいに出ていると聞いていますが・・・
現在、特にどこも悪くないのですが・・・
ただ朝起きたときに、両足のくるぶしあたりに痛みが感じ力が入らず、ふらつくことがたびたびあります。

対処法

検査上、異常がみとめられない程度の両足さらには下半身の血のめぐりの悪さが原因と考えられます。
漢方では、そのような状態をお血(けつ)といい、駆お血剤と呼ばれる一群の漢方薬を証(その人の身体の個性)に合せてお出しすることになります。おそらく西洋医学的には治療の対象にならない症状と思いますので、医者によって大分対応が違ってくることが予想されます。

クモ状血管腫について

左目の下に1センチくらいのクモ状血管腫というものがあるのですが、皮膚科に行くとレーザー治療で直せると聞きました。それで質問なんですがレーザー治療以外で直す方法はないのでしょうか?まだ私は高校生でお金の心配もあるし・・。
もし、レーザー治療した場合、治療した後には跡が残るかどうかも心配です。
中学からこのクモ状血管種のことで悩んで来ました。

対処法

クモ状血管腫は中心に点状の赤い盛り上がりがあり、そこから枝分かれするように細い赤い線(拡張した血管)がいくつも出ている状態になっています。
当医院ではその中心部の赤い点を電気メスで焼いてしまう治療をしています。
保険も効きますので、お近くの皮膚科に受診して相談してみてください。
そこで出来なければできる病医院を紹介してくれます。治療したあとはほとんど残りませんので、ご心配なく。

爪の下の出血(爪甲下血腫)について

早速ですが、8月の下旬に足の親指の先を強打しました。すごい痛みで冷やしたりしたのですが、その日は寝れない程の痛みで強く打った皮膚の部分(爪のすぐ横)には血豆ができました。1週間ほどして痛みもようやくましになったのでばい菌が入らないように気を付けてペディキュアをとってみると爪全体が真っ黒だったのです!
たぶん衝撃で爪の下にも血豆ができたかんじなのだと思います。
今は靴を履いて長時間歩く以外痛みはないのですが、爪がなかなか伸びない気がします。
皮膚の血豆はポロッとはがれたのですが爪の部分は真っ黒のままです。
指先から爪とその下の部分をひらげて見てみると、黒い血のかたまりのようなものが爪にもひっつかずその下の皮膚にもつかずあるようなので少しずつ爪と一緒に伸びてくれば切れると思っていたのですが、全然変化がないのです。
このまま放っておいても大丈夫なのでしょうか?
今のところしっかりひっついているのではがれそうもありません。
状態を見ていないのでわかりずらいとは思いますが、どうかアドバイスをよろしくお願いします。

対処法

爪甲下血腫(爪の下の出血)です。爪もすでにはがれているかもしれません。
いずれにせよ、爪の下がキズついているということですから、バイ菌が入らないように気をつけて下さい。

たとえば、消毒液をぬって抗生剤の軟膏をぬって保護しておくとかの注意が必要です。
痛みがあったり、赤く腫れたりしたらすぐに皮膚科専門医に受診して抗生剤の服薬やキチッとした外用処置が必要です。こじらせてしまうと、爪が変形してしまう危険性もでてきます。

爪がもしはがれていても、自然に新しい爪が生えてきますので無理に取る必要はありません。とにかく大事にしていれば爪の下の黒い色も除々に消えてきます。
心配であれば、専門医への受診をお勧めします。

漢方治療について

下記3症状で悩んでおります。
出来れば漢方治療を受けたいと存知ますが保険診療の対象となりますでしょうか。

  1. 赤ら顔(両ほほの赤み→いわゆるリンゴほっぺ)
  2. 手足の冷えと顔ののぼせ。
  3. 足の水虫。

対処法

早速ですが、質問にお答えいたします。
いずれも保険診療の対象となります。
①、②は漢方治療が期待できますが、
③は、本当に水虫であれば西洋薬の治療の方が良いと思います。

ニキビについて

ここ2年くらい顔の肌荒れ、ニキビが無くなりません。
肌を清潔に保ったり、いろいろな化粧水やニキビに効くという市販の塗り薬等使用しましたが、効果はありません。

となるとやはり病院にて見てももらった方が良いのでしょうか。
普段から気を付けること、摂取の必要なもの、やってはいけないこと等教えて頂けたらと思います。

対処法

治り難し肌荒れは、自分勝手にこじらせてしまうと却ってシミの原因になってしまうので、皮膚科専門医で治療してもらった方がいいと思います。

もちろん、不規則な生活や寝不足、偏った食事は肌荒れに大敵ですので注意して下さい。

幼児の爪について

1歳4ヶ月の幼児ですが、11月24日に開閉式の扉に右足の親指をはさみ、出血しました。翌日出血は収まり診療所に連れて行きましたが、爪は死んでいないと言われました。
しばらく様子を見ていましたが、最近爪の下の皮膚から爪がはがれ爪が完全に浮いている状態です、今バンドエイドで爪が浮かないように固定しています。
このままで新しい爪が生え替わるのか、それとも内地の専門医のもとで治療を受けさせた方がよいのか、アドバイスをお願いします。
尚ここで様子を見る場合の注意点があればお願いします。

対処法

新しい爪が生え変わりつつあるものと思われます。
念のため消毒したり、化膿止め(抗生剤)軟膏をぬったりしておいた方がよいと思います。
少し腫れたり、痛がるようであれば専門医の受診が必要ですが、そうでなければ様子をみていて良いのではないでしょうか。

爪について

7歳6ヶ月の女の子です。
2~3歳頃から、足の親指先が両足とも割れやすく(欠け易く)なりました。
本人は、余り気にしていません。
靴が合わないせいもあるかもしれませんが、内科系の病気とも関係があるのでしょうか。

対処法

貧血とか内臓との関係がある場合もありますし、湿疹に伴って爪が荒れてくることもあります。

日常生活に支障がなければ、もう少し様子をみてもよいのですが、問題があれば皮膚科専門医にて治療された方がいいと思います。