医院名 |
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医療法人社団 桜井医院 |
院長 |
岩崎 雅 |
住所 |
〒023-0054 岩手県奥州市水沢字吉小路3番地 |
診療科目 |
皮膚科・漢方内科・内科
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電話番号 |
0197-23-7151 |
メールアドレス |
hifuka@sakurai-clinic.or.jp |
連絡方法 |
※お電話でのお問い合わせは通常通り受け付けております。 ※メールについて 仕事の都合上、返答するのに多少お時間がかかり、メールを下さった皆様に、大変ご迷惑をおかけしております。今後なるべく早く返答できますよう、改善していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。 |
当院に初めて来院される方へのご案内です。
皮膚は身体を包む一方で、外界とも接しています。したがって、皮膚病の原因は外からのこともありますし、内臓の異常が皮膚に現れることもあるのです。皮膚は内臓の働きを知る“窓”であると同時に、生活環境の異常をいち早く気づかせてくれる場でもあるのです。それらの危険信号を適格にキャッチし、治療するプロが皮膚科医です。
患者さんによっては、全身に皮膚病が出ているのにもかかわらず、めんどうだから・・・とか、はずかしいから・・・とかで、身体にある発疹のことを話さなかったり、腕などの表に出ているところしか出さなかったりする人がいます。
病気の正しい情報はどこに隠されているかわかりません。たとえば、「中毒疹」といった全身に発疹の出る場合では内臓の異常を伴うこともあり、まれに死亡する人までもあるそうです。限られたところだけの発疹か全身の発疹か、はたまた、目とか口の中、陰部にまでも異常がある場合にはより重症ということになります。また「疥癬」という人につくダニは身体の発疹よりもむしろ、ワキの下、陰部などの隠されているところに住みついてシコリを作っていて、それを探し出さないと適切な治療ができないのです。
また、おこられるのではないかと、他の医者にかかっていたことを話さなかったりすることは良くありません。
ぜひ、皮膚科医に正しい情報を与えて正しい診察、正しい治療ができるようご協力ください。
耳たぶや目のまわり、陰部(男女とも)といったところでも皮膚の部分はすべて皮膚科の領域です。もし、皮膚の部分のように思われても、医師が耳の奥や目の中、陰部の内臓の部分の変化に気づけば積極的にに専門の先生(耳鼻科、眼科、泌尿器科、婦人科など)に紹介状を書いてくれるはずです。また、口の中は皮膚科、耳鼻科、歯科との病気の内容や場所によって専門が違います。皮膚科にかかられた患者さんにはその交通整理をきちっとさせて頂きます。子供の皮膚病は、皮膚科か小児科か?子どもの病気であっても皮膚の病気は皮膚科で診ます。もし、重症な内臓の病気があって、そのために皮膚病が出ているのであれば、それを正しく判断して小児科に紹介させて頂きます。
当院では皮膚にみられた症状をあらゆる角度から検討し、その人にあった治療法を選択していきます。その一環として、体質的な面に着目して治療していく一つの方法が漢方療法です。
当院では皮膚にみられた症状をあらゆる角度から検討し、その人にあった治療法を選択していきます。その一環として、体質的な面に着目して治療していく一つの方法が漢方療法です。
診療では「腹証」といって腹の触れ具合を診るのは、大切な情報を与えてくれる和漢(日本で発達した漢方)の独特な方法です。
いろいろな症状や「腹証」そしてその人の体調や体格などの総合的に考えて、その人の、その時に合うと思われる漢方薬が選ばれます。したがって、同じ病気だからと言っても必ずしも同じ薬とはなりません。薬をさがすのに、時間がかかることもあります。
当院は漢方薬はエキス剤(インスタントコーヒーと同じ原理で作られた薬)が中心です。いろいろな種類のものがあり、とてもニガイものから甘いものまでいろいろです。医師の指示に従って服用して下さい。